人財開発とは~採用から始まる人財開発~

「真のひとづくり」を目指して

益々混迷を深める国内外の状況を鑑みますと、各企業のおかれている状況はまさに熾烈を極める厳しい環境にあります。このような中、如何に永続企業として発展して行くかという点で鍵となるのが、やはり何と言っても『人財』である事は言うまでもありません。

しかしながら、その『人財』の質も変化しており、特に各企業にとって優秀な『人財』を確保し、正しく育成していく事は非常に難しい状況になっています。どのような『人財』を採用し、どのように育成すればより効果的に『人財』を成長させることができるかが、これから企業にとって益々重要な課題となってきます。

私たちは、この『人財』に関する分野に、「才=才能」と「徳=人格(適正)」のふたつの面に焦点をあて、そこに科学の目(測定ツール)、情報、IT等を駆使して、お客様とともにそのお客様の『人財』について継続的に研究し、より良い『人財』の確保や育成を支援して参りたいと考えています。

どこでも活躍するスーパー人財 優秀な人財 普通の人財 問題のある人財 科学の目で測定 自社で活躍する良い人財を確保・育成
科学の目とは
『人財』に関して「科学の目」即ち、ものさし(測定ツール、基準)、情報(データ)を駆使しつつ、長期的に継続して情報(データ)やノウハウを構築すれば、必ずや『人財』を見抜く企業としての力は向上するでしょう。

投資すべきは『人財』

『人財』を取り巻く環境は外部環境として、少子化、ゆとり教育世代入社、グローバル化、国内労働コストの増大等があり、 また、内部環境として、収益力の低下、離職者増加、メンタルヘルス問題(休職)等、厳しさを増す状況となっています。

故に、良い『人財』を集めることが、これから益々困難になることを予測し、 しっかりとした対応をとる事が必要になります。企業の差別化や異質化を担うのは、『人財』であることを今一度再認識し、 『人財』をコストとして見るのではなく、必要な将来投資としてみることも今の時期必要なことではないでしょうか。

『人財』はまず採用から

『人財』には、『育成し難い特性』があります。つまり、自社にとっての『良い人財』の特性には開発し難いものがあり、 これは採用時点で見極めなければ、入社してからでは、相当に手間がかかるか、育成を断念せざるを得なくなる場合があります。 更に、自社の問題のある人財の特性を明確化した上で、できるだけその特性を持たない『人財』を採用すべきことも重要です。 つまり、入口である採用時点で、精度よく選抜できれば、入社後の育成や、配置も効果的にでき得る筈です。人財開発は、やはり採用から始めるのが良いと考えられます。

人財開発の各段階

人財の総合的開発は「採用」からはじまり「配置」「育成」「評価」の段階があります。そこに「長期的」「科学的」「本質的」の3つの視点から取組みます。